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2024/11/20
[講演・発表ほか] 第61回環境工学研究フォーラム開催(滝沢・片山・北島・橋本)

第61回環境工学研究フォーラム(土木学会・環境工学委員会主催)が11月26〜28日に新潟で開催されます。プログラム(PDF)

企画セッション・一般公開シンポジウムでは、滝沢智教授が「水インフラ更新小委員会」小委員長として講演します。また有識者として、滝沢教授と橋本崇史准教授(上下水道における IoT・ICT・AI 活用小委員会)がパネルディスカッションに登壇します。

口頭発表では、北島正章特任教授が審査付論文の発表を行います。
中祖惟月・羽深 昭・北島正章・木村克輝「処理水に適した低濃度版EPISENS-M法の開発およびMBRによるウイルス除去性能の評価」

また、片山浩之教授の研究室の学生が自由投稿発表を行います。
島津航太郎・橋本崇史・片山浩之「限外濾過によるT型ファージ阻止における粒子特性の影響」

2024/11/14
[研究業績] 構造的トピックモデルで下水疫学研究を解析した論文発行(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学)らは、構造的トピックモデルを用いてさまざまな研究分野における下水疫学に関わるトピックを概観し、その特徴を解明した論文をResults in Chemistry誌で発表しました。

Michio Murakami, Yoshitaka Nishikawa, Masaaki Kitajima (2024) Analysis of research fields involving wastewater-based epidemiology and interdisciplinary spillovers using a structural topic model, Results in Chemistry, 12, 101897.
https://doi.org/10.1016/j.rechem.2024.101897
2024/11/05
[研究業績] 新型コロナウイルス感染症 Up-to-date 25(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学)他による総説が、1955年発行の医学と公衆衛生に関する学術情報誌「モダンメディア」9月号に掲載、一般公開(PDF)されました。

安藤宏紀、北島正章 (2024) 下水疫学調査による新型コロナウイルスの感染動向把握, モダンメディア, 70(9), pp.292-301.
2024/11/02
[研究業績] 水道耐震化で共同通信社に取材協力(滝沢教授)

滝沢智教授(国際水環境部門)が共同通信社の取材を受け、その記事をほぼすべての地方各誌に掲載いただきました。特に、京都新聞では「経営努力 限界を迎えている」の見出しで「東大大学院の滝沢智教授(水道行政)の話」として紙面が割かれました。

京都新聞「能登地震受け国が緊急点検 災害拠点 水道耐震化15%」
神奈川新聞「能登半島地震10ヵ月 災害拠点 水道耐震化15%」ほか多数
2024/10/30
[研究業績] 韓国の上下水道に関する会議で招待講演(北島特任教授)

Korea Society of Water and Wastewaterによる会議において、北島正章特任教授(国際下水疫学)が下記の招待講演を行いました。

Masaaki Kitajima. Technology Development and Social Implementation of Wastewater-based Epidemiology in Japan. Korean Society of Water and Wastewater (KSWW) Conference, Jeju, South Korea, Oct. 30, 2024.
2024/10/26
[研究業績] 中国・青島にて2件の講演(片山教授・LIU特任助教)

国際下水疫学の片山浩之特任教授とLIU Miaomiao特任助教は、10月25~28日にかけて中国生態学会微生物生態専門委員会の2024年学術年次総会に参加しました。片山教授は基調講演を、LIU特任助教は様々な研究者との情報交換・交流をそれぞれ行いました。(共同主催した山東大学のニュースも合わせてご欄ください)
また二人は山東大学環境理工学部に招待されて学術討議に参加し、片山教授は招待講演を行いました。

講演タイトル:
Wastewater-based Epidemiology: Experience in Japan (Hiroyuki Katayama and Masaaki Kitajima)
2024/10/25
[イベント報告] 研究交流のため温州大学を訪問(片山教授)

片山浩之教授(水質制御技術・素材部門)は中国出張中に温州大学 生命・環境科学学院を訪問し、趙敏学長らと意見交換を行いました。
本センターは中国・温州大学 生命・環境科学学院と研究連携の覚書を交わしています。これまでの研究交流もぜひご覧ください。

訪問時の記念撮影写真
画像:温州大学 生命・環境科学学院HPより
2024/10/25
[研究業績] 10月の招待講演(滝沢教授)

滝沢智教授(国際水環境部門)が10月に行った招待講演

令和6年度水道大学基礎講座(PDF)(全国簡易水道協議会主催)にて、これからの水道システムの在り方について講演しました。(10月25日, 都内)
● 岩手県盛岡市水道創設90周年記念講演会にて、「水道の地震対策と脱炭素」に関する講演を実施しました。(10月4日, 盛岡市)
2024/10/23
[イベント] 第14回 東南アジア水環境国際シンポジウムSEAWE-14更新情報 想定を上回る166件の発表応募があり、急遽プログラム委員を増員してアブストラクト査読を行いました。3会場で約110件の口頭発表と、約50件のフラッシュトーク枠を設けるプログラム構成になりました。また、民間財団からの会議開催助成も活用し、中・低所得国からの若手研究者の発表17件を選定し、参加旅費の支援を実施すべく、助成対象者への案内を行っております。
クアラルンプールのマラヤ大学側では基調講演者や会場との調整、テクニカルツアーの計画が進んでおり、東大側では助成対象者との調整や発表登録、参加登録の受け付けに大忙しです。ぜひ、奮ってご参加ください。
https://www.recwet.t.u-tokyo.ac.jp/asian_water2024/
2024/10/23
[イベント] センターメンバーが関与する主な学会・会議の情報

水環境工学研究センターの教員が運営に関わったり準備中の学会・会議は以下のとおりです。

■ 水インフラ更新小委員会 シンポジウム2024(10/30@Zoom)
 滝沢智教授3 がDB・DBO・DBMによる水道事業基盤強化を進める同小委員会の委員長を務めシンポジウム開催予定
第2回 AI先端技術 講演会(10/23@本学,オンライン)
 橋本崇史准教授1 が事務局(環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会主催)を務め、本日開催
第14回 CSJ化学フェスタ2024(10/22-24@都内)
 加藤隆史教授1 が実行委員会・委員長としてフェスタ開催中
 また領域代表として「水圏機能材料」新学術領域研究にてコラボレーション企画を開催
第27回日本水環境学会シンポジウム(9/11-13@岩手大)
 片山浩之教授1 が水中の健康関連微生物研究委員会の委員長としてセッション開催
環境科学会 2024年会(9/9-10@本学)
 栗栖太教授2 が水質スクリーニング分析の社会実装シンポジウムのオーガナイザー
第76回日本生物工学会大会(9/8-10@東工大)
 栗栖太教授2 が水処理技術に関するシンポジウムのオーガナイザー

1 水質制御技術・素材部門、2 水システム管理部門、3 国際水環境部門
2024/10/16
[プレスリリース] 下水サーベイランスに求められる適切な調査方法を明らかに―地域のより的確な新型コロナ感染状況の把握に向けて―(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学)、村上道夫 大阪大学教授らは、地域のCOVID-19(新型コロナ感染症)の感染状況を把握するために必要な下水サーベイランス(下水疫学)の調査方法を解析し、適切な調査方法に求められる条件を明らかにしました。

- 大阪大学 プレスリリース
- 大阪大学感染症総合教育研究拠点 プレスリリース
2024/10/16
[研究業績] 連載・下水道の散歩道に対談記事(北島特任教授・片山教授)

上下水道の未来をテーマにした北島正章特任教授(国際下水疫学)の 対談記事 が公共投資ジャーナル社のWebメディア「上下水道情報plus」に掲載されました。

同対談シリーズで、2024年3月には片山浩之教授(水質制御技術・素材)との 対談 も行われました。
2024/10/09
[メディア] 最新科学ニュースポータルでパートナーとして紹介(北島特任教授)

世界の最新科学ニュースを掲載するポータルINNOVATION NEWSNETWORKサイトに、北島正章特任教授(国際下水疫学)がパートナーとして紹介されました。
Tracking viral disease dynamics through wastewater-based epidemiology

今後、北島教授に関する記事が同サイトにニュースとして掲載されます。また 過去の記事 も同ページに掲載されています。
2024/10/07
[イベント告知] 第2回 AI先端技術講演会の開催(橋本准教授)

橋本崇史准教授(水質制御技術・素材部門)が事務局を務める「上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会」が、本学で下記講演会を開催します。奮ってご参加ください。

名 称:第2回 AI先端技術 講演会
主 催:土木学会 環境工学委員会 上下水道におけるIoT・ICT・AI活用小委員会
日 時:2024年10月23日(水) 15:00〜16:30
会 場:工学部14号館2F講義室+オンライン
参加費:無料
参加対象:産官学のDX技術に関心のある方
2024/10/07
[連携イベント] 水圏サイエンスセミナー#18(RECWET橋本准教授)

本センターも連携して共催している Hydrosphere Science Seminar の第18回目では、10月7日(月) 15:00より本センターの橋本崇史准教授(水質制御技術・素材部門)が講演しました。

講演タイトル
Ensuring Safe Potable Water Supply with Membrane Filtration: Aging Mechanisms and Monitoring Strategies

2024/10/02
信州大学アクア・リジェネレーション機構と東京大学大学院工学系研究科との連携の推進に係る協定を締結

2024年10月1日、信州大学アクア・リジェネレーション機構(ARG機構)と東京大学大学院 工学系研究科 は連携の推進に係る協定の締結と調印式を行いました。
本協定の締結により、双方における水分野に関する幅広い先鋭的研究の高度融合等において、人材交流や学術研究面で連携を深め、我が国の水分野研究の発展に寄与することを目指しています。
また、本協定に基づき、東京大学大学院工学系研究科の施設内に信州大学/東京大学連携分室を設置します。

この続きと詳細はぜひ 工学系研究科プレスリリース をご覧ください。


水環境工学研究センターが本学の担当であり、滝沢智センター長と加藤隆史副センター長、片山浩之教授が調印式に臨みました。
2024/09/30
[研究業績] SpringX 超学校講座で招待講演 YouTube Liveも(北島特任教授)

北島正章特任教授が9月17日に会場・オンライン同時開催イベントで講演を行いました。YouTube Liveをぜひご視聴ください。

SpringX 超学校
エビデンスと共に考える「いのち」と「くらし」を豊かにする講座 season2
第3回 下水疫学 ー大阪・関西万博に向けた最先端の知見ー


主催の(一社)ナレッジキャピタルご担当者様より『大変興味深い講義だった。下水疫学調査の有効性が、世間に浸透し、多くの地域で取り入れられれば良いと感じました。』との感想をいただきました。
2024/09/22
[講演] SETAC Asia-Pacific国際学会で基調講演(栗栖教授)

栗栖太教授(水システム管理部門)が環境毒性学及び環境化学に関する国際学会 SETAC Asia-Pacific 14th Biennial Meeting(9月21-25日、中国天津市)にて基調講演を行いました。

講演タイトル:
Non-target screening of persistent micropollutants and their ecotoxicological evaluation in wastewater treatment and river
2024/09/19
[研究業績] 国際シンポジウムで基調講演、同開催大学にて特別講義(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学)は、国立台湾大学で開催中の微生物生態に関する国際シンポジウム ASME 2024 で基調講演を、また同大学 環境・職業健康科学研究所 で特別講義をそれぞれ行いました。

講演題目:Technological advancement and social implementation of wastewater-based epidemiology: experience in Japan
●2024 The 14th Asian Symposium of Microbial Ecology (ASME 2024), 18-20 September, National Taiwan University, Taipei.
●国立台湾大学 Institute of Environmental and Occupational Health Sciences 特別講義, 19 September, 公衛201講堂.
2024/09/11
[研究業績] 下水サーベイランスデータ標準化方法に関する論文発行(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学)ら5つの研究室が参画し、分析手法により差異が生じる下水中ウイルス濃度の定量比較を可能にするデータ標準化方法をSci. Total Environ.誌に論文で発表しました(印刷物は11月25日発行)。

N. Endo, A. Hisahara, Y. Kameda, K. Mochizuki, M. Kitajima, M. Yasojima, ... & H. Tanaka (2024) Enabling quantitative comparison of wastewater surveillance data across methods through data standardization without method standardization, Science of The Total Environment, 953, 176073. https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2024.176073
2024/09/10
[イベント] 第62回特別セミナー(Bryan W. Brooks特別教授 講演)

ACS PublicationsのES&T Letters誌 編集長 を務める、米ベイラー大学のBryan W. Brooks特別教授が日本の環境科学分野の研究者との意見交換を希望され、9月10日午後に本学に立ち寄り講義をしていただきました。また、同行のACS Publications小松功典氏が同出版誌についてプレゼンをされました。
このセミナーは、環境毒性学やリスク評価の分野の方々、ES&T Lettersや関連ジャーナルでの出版に興味のある方々に特に有益な内容でした。セミナー詳細

2024/09/01
[研究業績] 朝日新聞にインタビュー記事掲載(滝沢教授)

水道施設に詳しい滝沢智教授(国際水環境部門)が取材に協力した浄水場の耐震化に関する記事が、防災の日である9月1日に 朝日新聞 に掲載されました(有料記事のデジタル版には紙面に載せきれなかった内容も掲載)。

浄水場の耐震化率、東京は全国最下位の13% なぜ進まないのか
2024/08/29
[研究業績] 第5期JICA講座学生の論文発行(滝沢教授ら)

滝沢智教授・Benyapa Sawangjang特任助教・風間しのぶ准教授によるJICA水道中核人材育成講座から、下記の第5期留学生を筆頭著者とする論文が3本発行されました。(日本語はタイトルを簡易翻訳したもの)

Ankitさん(M2):ネパールにおける酸化マンガン被覆砂およびセラミックを用いた地下水中の鉄とマンガン除去率の改善(8月29日)
Improvement of Removal Rates for Iron and Manganese in Groundwater Using Dual-Media Filters Filled with Manganese-Oxide-Coated Sand and Ceramic in Nepal, Water, 16(17), 2450. https://doi.org/10.3390/w16172450
Masayuさん(M2):消費者の認識と実際の水道水質との乖離を埋めてインドネシアの市営水道の飲料利用を促進(8月18日)
Filling Discrepancies between Consumer Perception and Actual Piped Water Quality to Promote the Potable Use of the Municipal Water Supply in Indonesia, Sustainability, 16(16), 7082. https://doi.org/10.3390/su16167082
Saifulさん(M2):インドネシア・スラカルタ市の給水パイプラインにおけるスケール付着の原因と影響(8月12日)
Causes and Effects of Scale Deposition in Water Supply Pipelines in Surakarta City, Indonesia, Water, 16(16), 2275. https://doi.org/10.3390/w16162275
2024/08/21
[イベント] 第14回 東南アジア水環境国際シンポジウムSEAWE-14更新情報 8月14日の締め切りをもって、100件を優に超えるアブストラクトを受理しました。国内2機関で採択された会議助成金を活用した旅費支援により、優れたアブストラクトを提出した若手研究者には発展途上国からであっても支障なく発表頂くことができ、域内における研究発表の機会を提供して研究ネットワークの強化に貢献できるものと考えております。
基調講演には、水環境がご専門で現マレーシア高等教育省事務総長のZaini Bin Ujang氏(マレーシア工科大学元教授)、マレーシア国営下水道・衛生企業のシニアマネージャーKhor Bee Chin氏に登壇いただくとともに、当センター長 滝沢智教授からの講演を予定しております。
渡航・宿泊情報も掲載済の イベントHP にぜひお立ち寄りください。
2024/08/21
[研究業績] 長期下水モニタリングに関する論文online発行(片山教授)

片山浩之教授(水質制御技術・素材部門)らによる、長期下水モニタリングがパンデミック感染制御の効果的なツールであるとする論文がJournal of Infection and Chemotherapyよりオンライン発行されました。

Shoko Tateishi, ... Hiroyuki Katayama, ... Shintaro Yanagimoto (2024) Facility wastewater monitoring as an effective tool for pandemic infection control: An experience in COVID-19 pandemic with long-term monitoring, Journal of Infection and Chemotherapy, (In Press). https://doi.org/10.1016/j.jiac.2024.08.014
2024/08/16
[研究業績] 北海道新聞にインタビュー記事掲載(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学講座)へのインタビュー記事が北海道新聞朝刊に、また同デジタル版 には写真3枚と一問一答を含めた記事がそれぞれ掲載されました。

下水から病原体把握「下水疫学」 元北大大学院准教授・北島さん、東大で研究本格化
2024/08/05
[イベント] 第61回特別セミナー(Hadas Mamane教授 講演)

低所得地域や僻地への安全な水の供給に効果的な、UV発光ダイオードを利用した分散型水処理技術を研究・開発しているHadas Mamane教授(テルアヴィヴ大学)に、ウガンダやインドで実施したケーススタディも踏まえて講義していただきました。セミナー詳細

2024/08/02
[研究業績] 下水サーベイランスの講演会で基調講演(北島特任教授)

北島正章特任教授が(一社)日本下水サーベイランス協会 第3回講演会「ポストコロナ社会における下水サーベイランスの活用と全国展開にむけて」(8月2日、TFTビル東館9階906研修室(ゆりかもめ東京ビッグサイト駅前))で基調講演を行いました。

講演動画が公開されましたので、ぜひご視聴ください。(当HPへの掲載許可をいただきました)
2024/08/01
[研究業績] DHSリアクターに関する論文発行(珠坪教授)

珠坪一晃教授(国際水環境部門)らによる、DHS(Down-flow Hanging Sponge)リアクターにおける大腸菌の除去機構に関する論文がJ. Environ. Sci. Health.より発行されました。

Noriko Tomioka, Thao Tran P., Masataka Aoki, Yasuyuki Takemura & Kazuaki Syutsubo (2024) Escherichia coli removal in down-flow hanging sponge reactors: insights from laboratory reactor studies, Journal of Environmental Science and Health, Part A, 59(6), 295–304. https://doi.org/10.1080/10934529.2024.2384205
2024/07/31
[研究業績] 薬剤耐性遺伝子に関する論文発行(Liu特任助教・春日特任准教授)

Liu Miaomiao特任助教と春日郁朗特任准教授(ともに国際下水疫学講座)による、下水処理・水再生利用における薬剤耐性遺伝子に対する塩素消毒の影響についての論文がSci. Total Environ.誌より発行されました(印刷物は11月1日発行)。

Miaomiao Liu and Ikuro Kasuga (2024) Impact of chlorine disinfection on intracellular and extracellular antimicrobial resistance genes in wastewater treatment and water reclamation, Science of The Total Environment, 949, 175046. https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2024.175046
2024/07/24
[研究業績] 大型解説記事が環境新聞に掲載(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学講座)が執筆した 記事 が環境新聞に掲載されました。イメージ図やグラフを添え、1)下水疫学調査の経緯、2)下水疫学調査の有用性、3)日本の技術および取り組みの現状、4)社会実装に向けた課題と展望、の4項目を紙面一杯に解説しています。

下水疫学調査が拓く感染症対策の未来 感染症に対し強靱な社会づくりに貢献 社会実装へ予算確保と実施体制の整備を  東京大学 北島 正章
2024/07/23
[イベント] 第60回特別セミナー(Joana Portugal Pereira教授 講演)

IPCC 第6次評価報告書(AR6)第3作業部会(WG3/気候変動の緩和)報告書の執筆者であるJoana Portugal Pereira教授に7月23日の午後に特別講義をしていただきました。セミナー詳細

2024/07/23
[講演] ILCC 2024でPlenary講演(加藤教授) 7月21~26日にリオデジャネイロで開催されている29th International Liquid Crystal Conference (ILCC 2024)にて、加藤隆史教授(水質制御技術・素材部門)が Plenary講演 "Advanced Functional Liquid-Crystalline Materials"を行いました。
2024/07/21
[研究業績] WET2024での口頭発表(Dr. Burzio)

Cecilia Burzio特任研究員が Water and Environment Technology Conference 2024 (WET2024)(7月20-21日、岡山大学)で口頭・ポスター発表を行いました。前日に行われた、若手研究者組織 Japan-YWP による意見交換会にも参加し、水問題に関する様々な情報交換・交流を行う機会を得ました。

Cecilia Burzio, Yoshihiko KAWAGUCHI, Koji KOSAKA, Kazuhiro KOMATSU, Takashi HASHIMOTO, "Rapid Detection of Polycyclic Aromatic Hydrocarbons and Pesticides in River Water Using Fluorescence Spectroscopy"
2024/07/16
[イベント] ポストコロナ社会における下水サーベイランスの活用と全国展開に向けて(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学講座)は、「下水疫学」という新たな学問分野を開拓するとともに下水疫学調査の社会実装を通して感染症に強い社会の構築を目指しており、このたび実行委員長として当講演会を開催することになりました。講演会では、地方自治体と医療・保健衛生関係者による下水サーベイランスの活用事例などをご紹介いたします。ぜひご参加ください。

名 称:(一社)日本下水サーベイランス協会 第3回講演会
   「ポストコロナ社会における下水サーベイランスの活用と全国展開にむけて」
日 時:2024年8月2日(金) 9:30~12:00(予定)
会 場:TFTビル東館9階906研修室(ゆりかもめ東京ビッグサイト駅前)
参加費:無料
プログラム・参加申込・お問合せこちら をご覧ください。
2024/07/15
[研究業績] 北京師範大学他との共同研究による論文発行(滝沢教授)

北京師範大学Yu Yang教授、滝沢智教授(国際水環境部門)他による共同研究で、石油化学廃水中に存在するBTEXのナノ濾過膜上でのファウリング挙動を調査した論文がJ. Hazard. Mater.誌より発行されました(印刷物は9月5日発行)。

Kexuan Gao, Yu Yang, Ao Li, Jian Pu, Satoshi Takizawa, Nigel J.D. Graham, Li-an Hou (2024) Fouling behavior of BTEX in petrochemical wastewater treated by nanofiltration (NF), Journal of Hazardous Materials, 476, 135185. https://doi.org/10.1016/j.jhazmat.2024.135185
2024/07/15
[研究業績] 月刊下水道に解説記事掲載(北島特任教授)

月刊下水道で 8月号(7月15日発売)から始まった新連載に、北島正章特任教授の解説記事が掲載されました。

下水疫学の総論. 新連載:下水疫学最前線の6人が斬る! ~イノベーションと社会実装の課題~
2024/07/13
[研究業績] ノンターゲット分析に関する論文発行(栗栖教授・春日特任准教授)

栗栖太教授(水システム管理部門)・春日郁朗特任准教授(国際下水疫学講座)らによる、下水処理における有機汚染物質のノンターゲット分析による挙動把握と特定を行った論文がSci. Total Environ.誌より発行されました(印刷物は10月15日発行)。

Aishwarya Pandey, Ikuro Kasuga, Hiroaki Furumai, Futoshi Kurisu (2024) Non-target liquid chromatography high-resolution mass spectrometry screening to prioritize unregulated micropollutants that persist through domestic wastewater treatment, Science of The Total Environment, 947, 174486. https://doi.org/10.1016/j.scitotenv.2024.174486
2024/07/12
[研究業績] 朝日新聞にインタビュー記事掲載(北島特任教授)

朝日新聞の連載「学びの扉」に、北島正章特任教授(国際下水疫学講座)への インタビュー記事 が掲載されました。

「下水疫学」コロナ流行で注目 病原体から感染症把握、コスト抑え正確に
2024/07/11
[研究業績] 日経バイオテクにインタビュー記事掲載(北島特任教授)

日本最大のバイオ専門メディアである日経バイオテクに、北島正章特任教授(国際下水疫学講座)への インタビュー記事 が掲載されました。

島津と塩野義が東大に開設の「国際下水疫学講座」、空港下水で感染症越境流入監視技術 -北島正章特任教授に聞く、今後の研究の方向性-
2024/07/10
[イベント] アジアにおける下水・環境サーベイランスに関するシンポジウム開催(北島特任教授、Dr. Liu, Dr. Canh) 北島正章特任教授とSungpyo Kim高麗大学教授が主催者となり"Online Symposium on Wastewater and Environmental Surveillance (WES) in Asia"を開催しました。Liu Miaomiao特任助教とVu Duc Canh特任研究員は事務局を務めました。
アジア8か国(地域)から講演があり、日本からは北島特任教授が「Ongoing wastewater surveillance programs in Japan」を発表しました。開催概要・プログラム(PDF)
2024/07/02
[イベント] 第59回特別セミナー(Helen Nguyen教授 講演)

ゲノム編集技術CRISPR-Cas9を活用した水環境中の薬剤耐性遺伝子モニタリング技術開発のため、東北大に招聘されたHelen Nguyen教授(イリノイ大学)に、研究交流のため本学でも講義をしていただきました。セミナー詳細

2024/07/01
[研究業績] ウイルス吸脱着に関する論文発行(加藤教授・片山教授・Liu特任助教)

加藤隆史教授(水質制御技術・素材部門)・片山浩之教授(同)・Liu Miaomiao特任助教(国際下水疫学講座)らによる、ウイルス検出を志向したカチオン性ポリマーブラシによるウイルスの吸脱着に関する論文がRSC Applied Polymers誌より発行されました(オンライン発行は4月2日)。化学生命工学と都市工学の共同研究成果となります。

Junya Uchida, Miaomiao Liu, Shizuka Matsuyama, Hiroyuki Katayama and Takashi Kato (2024) Virus adsorption and elution using cationic polymer brushes: potential applications for passive sampling in wastewater-based epidemiology, RSC Applied Polymers, 2(4), pp.670-677. https://doi.org/10.1039/D3LP00216K
2024/07/01
[研究業績] 東京新聞にインタビュー記事掲載(滝沢教授)

能登半島地震から半年となるのを機に、水道事業に詳しい滝沢智教授(国際水環境部門)がインタビューされ、東京新聞にその 記事 が掲載されました。

能登半島地震 断水の教訓 滝沢智・東大大学院教授に聞く 水道耐震化の遅れ直撃
2024/06/27
[イベント] 第58回特別セミナー(游勝傑教授・王雅玢教授 講演)

環境安全研究センターとの共催で台湾・中原大学より二人の教授をお招きし、世界トップ2%科学者に選ばれた游勝傑教授(Prof. Sheng-Jie YOU)には環境問題への膜の応用について、環境分野の省庁・研究機関で要職を務められた王雅玢教授(Prof. Ya-Fen WANG)には大気汚染と廃棄物利用について、それぞれ講義いただきました。セミナー詳細

2024/06/27
[研究業績] 基調講演・招待講演(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学講座)が以下の基調講演・招待講演を行いました。

● Masaaki Kitajima (2024) Wastewater surveillance at international airports to monitor imported infectious diseases: a proof-of-concept study in Japan, NSF Research Coordination Network Webinar Series #37, June 7, Online.
● Masaaki Kitajima (2024) Wastewater-based Epidemiology [Keynote], International Young Researchers' Conference 2024, June 8, 東京大学
● Masaaki Kitajima (2024) Wastewater & Environmental Surveillance for Public Health Action in Asia [Keynote Panel], PREPARE-TF READl: Developing a Regional Agenda for Wastewater & Environmental Surveillance and Research for Epidemics and Pandemics, June 24-28, PARKROYAL on Beach Road, Singapore.
● (予定) 北島正章 (2024) 札幌市における下水疫学調査に資する下水中ウイルス高感度検出技術, 第35回北海道輸血シンポジウム(PDF), Jul 20, 日本赤十字社北海道ブロック血液センター, 札幌.
2024/06/27
[プレスリリース] 下水を用いる感染症対策の経済価値-大規模アンケート調査による支払い意思額-(北島特任教授)

北島正章特任教授(国際下水疫学講座)と早稲田大学、慶應大学、ミュンヘン工科大学等との共同成果論文について、早稲田大学・神奈川県立保健福祉大学・本学工学系研究科が合同で プレスリリース を配信しました。

2024/06/24
[連携イベント] 水圏サイエンスセミナー#17(豪州気象局研究者)

本センターも連携して共催している Hydrosphere Science Seminar の第17回目では、7月2日(火) 15:00よりProf. Gab Abramowitz(ニューサウスウェールズ大学)と(都合によりキャンセル)Dr. Fitsum Woldemeskel(オーストラリア気象局)が講演します。ぜひ奮ってご参加ください。参加登録はこちら

2024/06/22
[研究業績] 2024 ACUNS年次総会にパネリストとして招待(Dr. Burzio)

国連システム学術評議会(ACUNS)年次総会にて、Cecilia Burzioセンター特任研究員が水・エネルギー・食料に関するラウンドテーブルセッションに招待され、パネリストとして参加しました。

● 会議名:2024 ACUNS Annual Meeting(6月20-22日)
"Global Governance and Sustainable Development:Revitalizing Research to Support Multilateral Solutions"
● 共催・開催地:国際連合大学(東京)・東京大学(駒場キャンパス)
Roundtable(PDF):"Empowering Youth for Sustainable Futures: Exploring the Water-Energy-Food (WEF) Nexus"(6月22日)
2024/06/22
[研究業績] SIWW 2024での口頭・ポスター発表(北島特任教授・Miaomiao特任助教・Canh特任研究員)

国際下水疫学講座のメンバーが Singapore International Water Week 2024 (SIWW 2024)(6月18-22日、Sands Expo & Convention Centre, Marina Bay Sands, Singapore)で下記の発表を行いました。

M. Kitajima and H. Ando:
"Tracking the impact of the COVID-19 pandemic on other viral diseases through wastewater-based retrospective epidemiological surveillance"
● T. Takeda, M. Kitajima, E. Haramoto et al.:
"Towards a regional framework for wastewater-based epidemiology"
V. D. Canh, H. Katayama et al.:
"Low-Cost Virus Concentration Method for Wastewater-Based Epidemiology"
M. Liu, V. D. Canh, H. Katayama et al.(Dr. Canhがポスター発表者):
"Viral indicators for combined sewer overflow (CSO) pollution based on capsid integrity quantitative PCR"

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